伴侶動物コラム&体験談

「ペット」ではなく「伴侶」として生きる 伴侶動物コラム&体験談

「ペット」ではなく「伴侶」として生きる

この子たちはただのペットではなく、私たちと人生を共に歩む大切な家族=伴侶 です。

このカテゴリでは、伴侶動物とのリアルな体験談や、暮らしの中で感じたこと、気づいたこと をお伝えします。

  • 実際に飼ってみてわかったこと
  • ちょっとしたトラブルと、その解決策
  • 伴侶動物が教えてくれたこと、忘れたくない思い出

楽しいこと、大変なこと、時には涙することもあります。

そんな、伴侶動物と過ごす日々のリアルな記録 を、ここでシェアしていきます。

あなたの伴侶動物との暮らしに、少しでもヒントや共感をお届けできたら嬉しいです。

デグー

デグーと鳴き声で会話できるか?|第二話:さみとでぐ、ふたりのティンカーベル

「デグーさん、一人じゃかわいそうだよね?」という相方のひとことから、我が家にもう一人お迎えした。ケージを工夫して、愛を注ぎ、脱走され、こちょこちょして怒られ、そしてまた、目が合う。「さみ」と「でぐ」、ふたりの暮らしの中で見えてきたのは、“鳴き声で会話しているような”小さな奇跡の連続だった。
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熱帯魚との思い出アルバム|四千年前の魚と、ヒーターの教訓

昔から魚が好きだった。グッピー、水草、エアポンプの音。そして、いつの間にか、水槽の中は古代魚だらけになった。黄色いオスカー、赤いオスカー、アルビノ、ポリプ、レッドテールキャット……。見上げるような体と、まん丸の目で、こっちを見ていた。
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文鳥との思い出アルバム|小さな命が教えてくれた、生きるということ

とある港のペットショップ。水槽のすみっこに、今にも命が途切れそうな文鳥の雛が、うずくまっていた。体は小さく、羽はしなだれていて、心細そうに揺れていた。でも、その姿を見たとき、「この子を連れて帰らなきゃ」と思ったのは、理屈ではなかった。この子が教えてくれたのは、“生きる”ことはただそれだけで、すでに尊く、奇跡なのだということ。
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小桜インコとの思い出アルバム|小さな命がくれた、祈りの時間

神棚に祀ったのは、富士山頂・浅間大社奥宮様から授かった木札。その御札の前に、米と塩をお供えした。そしてある日、その神聖な米を、我が家の小桜インコがちょこんと啄ばむ。小さな嘴と小さな体で、まるで何かを感じ取っているように。まるで、“神の使い”としてそこに存在しているかのように。
アローカナ

アローカナとの思い出アルバム|青い卵と自給自足と、静かな革命

2017年、二羽のアローカナと出会った。名前は「アロ」と「カナ」。どっちがどっちだったか、もう記憶は無い。だけど彼女たちが我が家に残した“青い卵”の記憶は、いまでもはっきりと残っている。小さな体で、毎日ひとつずつ、青い卵を産むアローカナ。それはただの卵ではなく、“自給自足”という暮らしへの静かなメッセージでした。
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名古屋コーチンとの思い出アルバム|おちりと卵と、見守る暮らしの物語。

名古屋コーチンの“おちり”が好き。懐くとか、馴れるとか、そんなことはどうでもいい。ただ今日も卵を産んでくれるという奇跡。その奇跡を、少し離れた場所から「見守る」ということ。私たちの関係に、監視は要らない。必要なのは「観察と想像と、ほんの少しの愛」ってこと。このアルバムは、名古屋コーチンとの暮らしのなかで“見守る強さ”を教えてくれた日々の記録です。
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岡崎おうはんとの思い出アルバム|家族になった日のことから

「この子たちって、このまま売れ残ったら、どうなるんですか?」2014年のある日、思わず口から出たその言葉がすべての始まりだった。まだ名前も知らなかった「岡崎おうはん」。その隣には、名古屋コーチンとボリスブラウン。飼う場所もないのに、「なんとかなる」と連れて帰ってきたニワトリたちは、やがて“家族”になった。小さな羽音が響くガレージハウスで始まった、不思議であたたかな日々のアルバムです。
ファットテールジャービルとの思い出アルバム

ファットテールジャービルとの思い出アルバム|ぷりぷりシッポとミルク味のミルワーム

手からこぼれ落ちそうなちいさな命。両手でミルク味のミルワームを抱えて食べる姿。ちょっと間違えて噛んじゃう、おっちょこちょいな仕草。どれもこれも「マカロニ」だった理由がよくわかる。そして、今日もまた、ちいさな命のぷりぷりのしっぽを思い出すのです。
ジャイアントジャービル

ジャイアントジャービルとの思い出アルバム|でかいけど、かわいい。ちょっと不思議な家族です

ある日出会ったのは、水槽越しにこちらを見つめる大きなネズミは、「ジャイアントジャービル」という生き物だった。その名のとおり、デカくて、そして、かわいいネズミ。手に乗せれば、ずしっとした重み。見上げてくる顔は、まるで「可愛いでしょ?食べちゃだめだよ?」と無言で訴えてくるようで、つい名前をつけてしまった。
リチャードソンジリス

リチャードソンジリスとの思い出アルバム|警戒ゼロから始まる、穴掘り系コンパニオン

とある港のペットショップで出会ったのは、両手を使ってもぐもぐ食べて、まったく警戒心を見せないリチャードソンジリスの「りちゃ」でした。このカテゴリーでは、そんな“リチャード様”との暮らしの記録を、ちょっと笑えて、でも少しだけ考えさせられる視点で綴っています。踏ん張るでもなく、隠れるでもなく、最初からお腹を見せて寝ていたこの子との日々は、警戒ゼロの信頼と、穴掘り全開の愛しさに満ちていました。