犬との思い出アルバム

犬との思い出アルバム|保護犬ライムとともに 犬との思い出アルバム

犬との思い出アルバム|保護犬ライムとともに

「おっさん犬と二人旅」

このエッセイを書こうと決めたとき、壊れかけたHDDの中から、懐かしい写真を取り出した。

今、私が本当の意味で人生を楽しめているのは、あの保護犬、ライムのおかげだ。

けれど、大切な“何か”を伝える途中で、彼は私のもとを去った。

このページは、その“何か”を探すための、思い出のアルバムです。

そして

どこかで、同じように伴侶を迎えようとしている誰かの、小さなヒントになりますように。

ミニチュアダックス

犬との思い出アルバム|保護施設で出会った命

春の日の午後、相方に手を引かれて訪れた雪国の保護施設。軽い気持ちの見学のはずだったのに、あいつと目が合った瞬間、私の中の「なにか」とつながった。ミニチュアダックスのダップルで、名前は「ライム」。吠えるでもなく、にこやかに、この時を知っていたかのように。このページは、そんなライムと出会った“始まりの日”を記録するためのものです。そしていつか、誰かが「保護犬と暮らしてみようかな」と思ったとき、ほんの少し背中を押せる一枚になればと願っています。