フクロモモンガとの思い出アルバム

フクロモモンガとの思い出アルバム|夜に生まれる、ふたりの絆と家族の物語 フクロモモンガとの思い出アルバム

フクロモモンガとの思い出アルバム|夜に生まれる、ふたりの絆と家族の物語

港町のとあるペットショップで出会った、ちいさくて、ちょっとハゲ散らかしたオスのフクロモモンガ。

初めての夜、私の肩を滑空して、シャツの中から顔を出してくれたとき、この子たちは、ただのペットじゃない「伴侶」だと確信した。

このカテゴリーでは、そんなフクロモモンガとの“17年の暮らし”を、子育てのように、孫誕生のように、家族として綴った思い出をアルバムのように残していきます。

ハゲても愛されるオス、守られるメス、そしてその子孫たち。
深夜の世界で育まれた、私たちの“ちいさな家族の物語”です。

フクロモモンガ

フクロモモンガと私|んがとももと、チータラと私の名前

名前をつけたのは、たしか酔っていた夜だった。オスが「んが」、メスが「もも」。合わせて「ももんが」。そんなフクロモモンガとの暮らしは、笑いあり、びこびこ威嚇あり、そして感動と感激だった。市販のケージを改造し、本物の木を配置し、ふたりのために用意した部屋。そしてチータラひとつで心が通じ合う日々。この記事では、彼らとの最初の試行錯誤の日々と、「初孫」の誕生をきっかけに、自分の名前まで変わってしまったあの頃を振り返ります。