烏骨鶏との思い出アルバム|ちいさな体で、すべてを受け入れて生きる

烏骨鶏との思い出アルバム|ちいさな体で、すべてを受け入れて生きる 家禽類(鶏)
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo8_com)です。

最初に、ショップで出会ったのは、名古屋と岡崎とボリスだった。

次にお迎えしたのが、ショップで、ひっそりと、それでもたくましく生きていた烏骨鶏の「うこちゃん」。

ほかのニワトリたちと比べて体も声も小さくて、いつも後ろの方でこっそりごはんを待っていた。

だけど、雄鶏に好かれたり、卵を温める係を任されたり、いつの間にか小さな世界の中心にいた。

そんな、かわいい「うこちゃん」のアルバムです。

ちいさな体で、すべてを受け入れて生きる

名前は、「うこちゃん」

烏骨鶏の「うこちゃん」

基本ニワトリに、名前をつけることはしないのだが、烏骨鶏の「うこ」だけは違った。

ペット部屋からニワトリ小屋に引っ越したころ、ちょろちょろと走り回る姿が、かわいかったから。

つか、名古屋コーチンの「名古屋」邪魔。😂

成長した「うこちゃん」

成長した烏骨鶏

成長したうこちゃんは、かっこいいけど、小さいよ。

小さいから、名古屋、岡崎、ボリスと一緒にご飯を食べると、いつも残り物になる。

知っていたから、皆が食べている後ろで見ている「うこ」に直接ご飯をあげる。

すると、喜んで食べるが、声を出すので名古屋などの他のニワトリが気がついて、ふりだし。

ニワトリは、馴れない?

腕に乗る烏骨鶏

ニワトリは、あまり賢いといったイメージが無いけど、賢いし雛から毎日顔をみせて育てれば、必ず馴れる。

必ずと言ったが、これはメスのニワトリに限る。

正確に言うと、馴れるというよりも、「人を雄鶏と思い込む」。

なので、雄鶏の後ろをまとわりついて歩く雌鳥の姿を見たことがあるとおもうが、あれだ。

ニワトリは、一羽のオスに20羽程度のニワトリで生活させると最適と何かの本で読んだので、そうしているが、まさにその通りで、私が鶏小屋に入るとモテモテである。

呼べば来るし、腕に乗せることも容易だ。

いつも、ひとりぼっちの「うこ」

名古屋コーチンと烏骨鶏

小さな庭の小さな放牧場で春の太陽を楽しむニワトリたち。

雪国の春は遅く、3月の後半でも雪は残り、雪の舞う日もある。

暖かくなるのは、4月の後半。

この時期から、雪国のフィーバーが始まる。

春の芽吹きフィーバーだ。

桜が咲き梅が咲き、水仙の黄色い花が地面を彩る。

不思議に感じるかもしれないが、皆春を待っていたかのように、種など関係なく一斉に咲くのだ。

いや、待っていたのだろう。

まだ、小さいのでガレージキッチン

ケージの中の烏骨鶏と名古屋コーチン

同時期にお迎えした名古屋とガレージキッチンで同居。

これを書いている2025年には、もうこのケージは無いが、生活にニワトリが密着してたころだね。

理由は、ネズミの大量発生です。

田舎では『ニワトリと共に暮らす=外敵との戦い』となることを覚えておいてください。

卵を温める烏骨鶏

とっても短くて可愛い幼児期が過ぎたので、母屋である自作の鶏小屋に移動してもらった途端、「卵温め係」を任命されたらしく一日中他のニワトリの卵を温めています。

ニワトリのメスの中でも上下関係があるらしく、「ボス」になるメスが必ずいて、それが一番先にご飯を食べたりしていました。

きっと、うこちゃんは、「あんた!新入りだね!雄鶏に近づくなんて生意気だよ!私たちの卵でも温めていな!」って命令されたんだろうな・・・って勝手に想像してる。

雄鶏に気に入られているうこちゃん

名古屋コーチンの雄鶏と烏骨鶏

初めての雄鶏との出会い。

放牧した途端、名古屋コーチンの雄鶏にえらく気に入られて、いきなり求愛されてました。

人間なら、あとで間違いなく「ボス」にいじめられるんだろうな。

雄鶏の虜

雄鶏の虜になる烏骨鶏

雄鶏の後ろをついて歩くうこちゃん。

雄鶏がうこちゃんを認めたことで、いじめがなくなったようだ。

人間社会も表向きは、きれいに装っているが、裏を返すと同じだと思う。

メスは強いオスを探し、種を残すために、卵を産む。

遺伝子が決めていることなので、乗り物のであるうこちゃんは、無意識である。

この生物の無意識を意識して観察すると面白い。

大人気になった烏骨鶏の卵

烏骨鶏の卵一個九十円

大人になってしばらくすると、オスがいなくても卵を産む。

我が家のニワトリ小屋には、雄鶏がいるし交尾を確認しているので「有精卵」になるが、中身は名古屋コーチンとのハーフだ。

今は、販売していないが、その辺が気になったので、「有精卵です!」と表記しなかった。

しかし、並べる前に売れてしまうぐらい人気なった。

烏骨鶏の卵

烏骨鶏の卵

一番右の小さいのが、烏骨鶏の卵。

烏骨鶏だけ別の容器で販売してたから、説明書に烏骨鶏は書いてない。

命を売る

卵販売

ニワトリの卵を売るということは、ニワトリの命を売るということ。

そう、感じるようになったことが、卵販売をしてよかったなと思える。

しかし、卵の値段をみて「高い」と感じました?

本当は、もっと高く販売しようと考えていたのですが、販売所の方と相談した結果がこの値段です。

経営者目線で言えば、この価格ではニワトリが自給自足するギリギリの値段であり、私の時間給は入っていません。

なので、経営者目線が強くなれば、バタリーケージでの飼育を選択することも頷けます。

どこに、目線をもっていくかで、価格は変わります。

ニワトリの命?それとも利益?それとも?

烏骨鶏のうこちゃんと、自作の鶏小屋で暮らす日々【動画】

ニワトリは、家畜です。

しかし、伴侶ともなります。

伴侶であり家畜であり家族でもあるのです。


最後まで見てくれて、ありがとうございました。

fukumomo3_photo

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