熱帯魚と私|第一話:ニワトリの家で始まったグッピーライフ

熱帯魚と私 伴侶動物コラム&体験談
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo8_com)です。

熱帯魚との付き合いは長い。

きっかけは、親戚のおじさんからもらった熱帯魚のセットだった。

せっかくもらったものの、何を飼育しようか悩んでいたところ、

あの「ソファーでテレビを見ているニワトリがいる家」の友達に相談した。

すると、友達は満面の笑みで「グッドタイミング!増えたからもらって!」と言いながら、

ビニール袋いっぱいのグッピーを私に渡してきた。

こうして、私のグッピーライフは突然始まった。

熱帯魚と私

グッピーの産卵

第一話:ニワトリの家で始まったグッピーライフ

熱帯魚のとの付き合いは、長い。学校で、「熱帯魚のセットを親戚のおじさんからもらったんだけど何を飼育しようか悩んでいるんだけど・・」と、あのニワトリがソファーでテレビを見ているお家のお友達に相談。すると、「ぐっとタイミング!増えたからもらって!」と、私に数十匹のグッピーをビニール袋に入れて持ってきてくれたのが始まり。

当時の熱帯魚のヒーターは、ガラス製でヒーターとサーモスタットが別々の構造だった。少しでも雑に扱うと割れたり、サーモスタットの動きが悪くなったのを覚えている。そうそう、温度計もガラス製で下に鉛の粒が入っていたっけ。照明はなかったので、部屋の明かりが消えると暗くなる仕組み。餌は、今でもあるテトラの無理矢理色つけたあれ。カルキ抜きは固形のを使っていたような気がするが、セットは、お友達が楽しそうにやってくれたので記憶にない。

しばらく観察していると、メスのお腹が大きいのがわかる。そして、ある日小さなグッピーからさらに小さなグッピーが生まれて焦る。お友達のお家は近いので、自転車で急な坂を登り玄関のチャイムを押す。サスペンス映画のように少しだけ隙間が空いて、「さっと入ってね?」と小声でお友達がニコリと微笑む。言われた通りさっと入りテレビを見ているニワトリの機嫌を損ねないように通りすぎるが、気がつかれて階段の途中まで追いかけられるが、お友達が間に入ってくれて助かる。

お友達の部屋に入ると、水槽が増えていて、オスとメスに分けている最中だった。「え?わかるの?」と聞くと「うん、今選別してるよ」と軽く言われた。「なら!くれるとき選別して欲しかったな〜」って言おうとしたけどたぶん増やして欲しかったのかなと勝手に思い込み、気持ち悪かったけど飲み込んだ。オスとメスの見分けかたから、子供を小さな容器に入れて分ける方法などを教わった。うん、初めに教えろ!って言葉も苦かったけど飲み込んで、借りた子供用の容器をもって、そっとソファーの後ろを通り玄関をそっと閉じて、急いで自転車に乗り帰った。

水槽は、60センチ水槽しかなかったので、お友達から借りた仕切り板を入れて、オスメスを分け、子供用の水槽はメスの方に浮かべた。オスとメスを分けると皆落ち着いたように泳ぎ出す。きっとオスとメスが一緒だとドキドキが止まらないのだと思う。小さな浮かんだ子供用の水槽の中で、小さな小さな稚魚が泳いでいる。私は、まんまと、お友達の作戦にはまったようだ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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