デグーと鳴き声で会話できるか?|第一話:太っちょでうるさい奴との出会い

デグーと鳴き声で会話できるか?|第一話:太っちょでうるさい奴との出会い デグー
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo8_com)です。

港の、とあるペットショップで、私はちょっと太めでやかましい奴と出会った。

ケージの中で仲間とモゾモゾ動き回り、時折「きゅ〜!きゅ〜!」と鳴いている。

よく見ると、目が垂れていて、妙に愛嬌がある。

「よく慣れて賢いですよ」と店員が言ったその瞬間、私より早く相方が第一システムを作動させた。

気がつけば、私の会話を奪い取り、相方と店員の間でデグー談義が繰り広げられている。

そして、手のひらの上で見上げながら「きゅ〜!きゅ〜!」と鳴くデグー。

……もしかして、この鳴き声を極めたら、デグーと会話できるのでは?

私の頭の中に、突如として壮大な妄想が広がっていった。

デグーと鳴き声で会話できるか?

ペット部屋のデグー

第一話:太っちょでうるさい奴との出会い

港の、とあるペットショップで、ちょっと太めのうるさい奴と出会った。よくみると、目が垂れていて愛嬌がありかわいい。ケージの中で数匹でまるたくり何やらモゾモゾとやっている。店員にこの珍しいネズミのことを聞くと、よく慣れて賢いですよとのこと。私の第一システムが作動する前に、相方の第一システムが作動したようで、私と店員との間に割り込み私の会話を奪って、デグーの話に花が咲いた。相方は、えらく気に入ったようで、ケージから出してもらい、さわらせてもらっていた。すると、相方の手の中で、相方を見上げ「きゅ〜!きゅ〜!」と鳴くのだ。店員に聞いたところによると、デグーは、鳴き声で会話するらしい。って、ことは?デグーの鳴き真似を完璧にできたら、デグーと会話ができるのではないか?といった妄想が頭の中を巡った。

この妄想を現実にするには、行動しかないが、二人の第一システムが作動したので、それは早かった。一匹のデグーと新しいケージ、専用フード、チモシーなどなどを購入してアパートに帰宅して、ケージのセッティングをする。あーでもない、こーでもないと議論しながらのケージセットは楽しいものだ。私が、ケージの中を考える時は、とりあえず彼の気持ちになり考える。穴が好きな子ならば、できる限り隠れることのできる場所を作る。高いところが好きな子ならば、できる限り高さのあるケージを選び、使用する。この時デグーに使用したケージは、サイズが50x50x50の真四角のケージで二段階のステージを設置して遊べるようにした。部屋は、少し大き目の木製を選択。

しかし、デグーの気持ちになりたくても、デグーと仲良くならなければ気持ちを知ることはできない。そこで、ペット部屋に放牧して、私たちのことを敵ではないと認識してもらうことからからはじめた。するとどうだ、隅っこに隠れると思いきや、いきなり相方の体に登り腕の上で髭の手入れをはじめた。こいつ、毎日世話をしてくれる人を速攻で認識して、愛想を振りまいている。と、私は、判断したが、相方は、もうデグーにメロメロである。間違いなく、毎日遊んでもらうことと、美味しい食事が決定した。私は、ちょっと太めで目が垂れているのが、相方と似ているので、デグーは、ちょっと大きな同じ種だと思ったのだと疑わない。

数時間の放牧で、デグーの恐ろしいほどの可愛さを知ることとなった。腕の上でこちらを見上げて、「きゅ〜い」と鳴く仕草や、袖から服の中に潜り込み胸の谷間から顔を出す仕草などは、他の動物では、教えてもできない。だれからこの可愛いという遺伝子を受け継いのだろう?人を怖がらないのは、なぜだろう?などと疑問が浮かんだが、可愛い、それだけでいいし、チモシーを両手てもって食べる姿を眺め、可愛いだけで正義なのだと私たちは納得した。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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