11年後のレッドリスト|変わらないという奇跡は、誰にも気づかれないままだった

アルゼンチンスカンク 地球生物

※このページのアイキャッチ画像は、実際の生物の写真ではなく、AIによって生成されたイメージです。

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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo8_com)です。

2014年、アルゼンチンスカンクはIUCNレッドリストで【LC:低懸念】に分類されていました。

11年たった2025年、最新のステータスは、【LC:低懸念】。

つまりアルゼンチンスカンクの状況は「誰に気づかれなくても、命は今日もそこにありました」でした。

この記事は、とても短く5分で読めるので、どうぞ最後まで読んでくれると嬉しいです。

参考:https://www.iucnredlist.org/ja

変わらないという奇跡は、誰にも気づかれないままだった

2014年絶滅危惧種:アルゼンチンスカンク【LC:低懸念】

1970年代から1980年代初頭にかけて,アルゼンチンのスカンクは毛皮を取るために非常に多くの個体が捕獲された。

出典:訳者 岩槻邦男,太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル「IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑」/発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 ©️Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014

1970年、世界の二酸化炭素の排出量は、約140億トン。

1975年、絶滅危惧種の種の数は、約1千種

この後50年で絶滅危惧種の調査と評価が飛躍的に進んだ。

そして、膨大な数の種が新たに評価され、リストに加えられた。

アルゼンチンスカンクは広範囲にわたって生息していると考えられ、現地では一般的な存在であり、急速に減少していくとは考えられていない。

出典:訳者 岩槻邦男,太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル「IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑」/発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 ©️Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014

2024年、世界の二酸化炭素の排出量は、約374億トン

2024年、絶滅危惧種の種の数は、約4万種を超える。

しかし、グラフの角度が下がることは一度もなかった。

レッドリストで見るアルゼンチンスカンクの”いま”

カテゴリ略称カテゴリ名説明
EX絶滅絶滅したと考えられる種
EW野生絶滅飼育下などで生存している種
CR深刻な危機極度に絶滅の危機にさらされている種
EN危機非常に絶滅の危機にさらされている種
VU危急高い絶滅の危機にさらされている種
NT準絶滅危惧近い将来絶滅の危機にさらされている種
LC低懸念絶滅危惧(CR・EN・VU・NT)の条件を満たしていない種
DDデータ不足十分な情報がないため評価できない種
NE未評価未評価の種

最後に

これを読んでみて、どのように感じましたか?

「昔ほどテレビで温暖化って言わないぜ?」

と、テレビを信用しますか?

「ネットの情報も操作されてそうだよね…」

と、全てを疑い自分の目で探しに行きたいですか?

感じ方は、十人十色あると思います。

しかし、右肩上がりにグラフが上がり続けていることは事実です。

あなたの貴重な命である5分間を本当にありがとうございました。

アルゼンチンスカンクに、あなたの5分が届くことを祈ります。

fukumomo3_photo


インスタでは、アルゼンチンスカンクたちの姿を“図鑑みたいに”並べて見られます。
ビジュアルで伝える命の物語、よかったらのぞいてみてください。
@fukumomo3_redlist

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