※このページのアイキャッチ画像は、実際の生物の写真ではなく、AIによって生成されたイメージです。
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こんにちは、fukumomo3_Photo（@fukumomo8_com）です。
2014年、はIUCNレッドリストで【CR：深刻な危機】に分類されていました。
11年たった2025年、最新のステータスは、【EN：危機】。
つまりイピロスヒナバッタの状況は「かすかな羽音で、崩れゆく明日を引きとめた」でした。
この記事は、とても短く5分で読めるので、どうぞ最後まで読んでくれると嬉しいです。
参考：https://www.iucnredlist.org/ja
湿地が消えた日、羽音も消えた
2014年絶滅危惧種：イピロスヒナバッタ【CR：深刻な危機】
イピロスヒナバッタは過去 50年間に湿地の排水により 85～99パーセントの生息域を失ったと推定されている。
出典：訳者 岩槻邦男,太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル「IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑」/発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 ©️Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014
春になると田植えが始まる。
しかし、年々荒れた田畑が目立つようになる。
対策で蕎麦を植えるが、水田とは違い荒れた感じは否めない。
湿性草原を復元してさらなる都市化や干拓から守り、この種の集団を監視することが、イピロスヒナバッタを保護するうえで提案されたおもな措置である。
出典：訳者 岩槻邦男,太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル「IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑」/発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 ©️Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014
田んぼには、水が張られる。
その中で、源五郎やおたまじゃくしが泳ぐ。
使われなくなった田んぼの湿地帯化を願う。
レッドリストで見るイピロスヒナバッタの”いま”
| カテゴリ略称 | カテゴリ名 | 説明 |
|---|---|---|
| EX | 絶滅 | 絶滅したと考えられる種 |
| EW | 野生絶滅 | 飼育下などで生存している種 |
| CR | 深刻な危機 | 極度に絶滅の危機にさらされている種 |
| EN | 危機 | 非常に絶滅の危機にさらされている種 |
| VU | 危急 | 高い絶滅の危機にさらされている種 |
| NT | 準絶滅危惧 | 近い将来絶滅の危機にさらされている種 |
| LC | 低懸念 | 絶滅危惧（CR・EN・VU・NT）の条件を満たしていない種 |
| DD | データ不足 | 十分な情報がないため評価できない種 |
| NE | 未評価 | 未評価の種 |
最後に
これを読んで、どのように感じましたか？
「お前も！田んぼやれ！田んぼ！」
と、叱りますか？
「そうだね、田んぼも湿地になるよね！」
と、明るい未来をイメージしますか？
感じ方は、いろいろあると思います。
しかし、湿地帯がなくなったことによる温暖化の影響は計り知れない。
あなたの貴重な命である5分間を本当にありがとうございました。
イピロスヒナバッタに、あなたの5分が届くことを祈ります。
fukumomo3_photo
インスタでは、イピロスヒナバッタたちの姿を“図鑑みたいに”並べて見られます。
ビジュアルで伝える命の物語、よかったらのぞいてみてください。
▶ @fukumomo3_redlist
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